ニコンのレンズの歴史

写真撮影からメガネレンズまで、ニコンは高精度な光学において、長年にわたって誇り高い専門知識を培ってきました。1946年は、ニコンが光学機器市場に参入した記念すべき年です。

1917

設立

光学機器の国産化と光学ガラスの自製。

日本を代表する光学メーカー2社が、 三菱合資会社社長、岩崎小彌太(こやた)の出資により合併し、包括的かつ完全に統合された新しい光学会社、 日本光学工業株式会社が設立されました。

1946

ポインタール

ニコン初のメガネレンズ「ポインタール」が発売。

以来、ニコンは、素材、デザイン、コーティングなどの画期的な技術革新により、 眼科光学の分野で業界をリードするイノベーターとして活躍してきました。

1981

チテックス

世界初のチタンフレーム。

1983

HCCコーティング

耐擦傷性のある防眩コーティングを初めて導入。

ニコンは、真の耐擦傷性を備えた、 高性能の防眩コーティングを導入しました。この技術は、日本で瞬く間に普及し、現在ではほとんどのレンズにこのタイプのコーティングが施されています。

このコーティングは、 カメラのレンズに使用されているナノテクノロジーを使用しており、カメラの不要な反射を効果的に抑える超高性能処理です。

2000

インデックス 1.74

初の超ハイインデックスレンズ。

1.74の超ハイインデックスレンズは、プラスチックレンズ素材の分野では革命的であり、たちまち市場に受け入れられました。

現在、ニコンは超ハイインデックス1.74両面非球面レンズを最薄・最軽量のレンズとして製造しています。

2002

シーマックス

フレームの形状に合わせてオーダーメイドするニコン初の単焦点レンズ。

デジタルサーフェシングテクノロジーをいち早く取り入れたニコンは、 フレーム形状を最適化したオーダーメイドの単焦点レンズ「シーマックス」で、当時最高の光学性能を実現しました。

2004

プレシオ・ダブル

初の両面設計の遠近両用レンズ「プレシオ・ダブル」を発売。

ニコンはお客様のご要望に応え、最新の技術を駆使して、 よりシャープで高品質な視界を提供する、初の両面設計の遠近両用レンズを発表しました。収差フィルターを採用した「プレシオ・ダブル」は、 メガネレンズ市場に画期的なイノベーションをもたらしました。

2005

リラクシー

ニコン初の疲れ目対策に特化したレンズ。

ニコンは、近くを見続ける時間が長い方の眼精疲労を軽減するために 「リラクシー」を発売しました。

2011

シーコート・ブルー

ブルーライトをカットする初のクリアレンズ。

ニコンは、ブルーライトを除去し、パソコンやスマートフォンのユーザーの視野のコントラストを高める初のクリアレンズ「シーコート・ブルー」を発売しました。 「シーコート・ブルー」はグッドデザイン賞を受賞しました。

2016

シーコート・ブライト

薄暗い場所での明るさを向上させる初のコーティング。

世界初の日常用コーティング「シーコート・ブライト」で新境地を開拓し続けるニコン。 このコーティングにより、特に薄暗い場所で、より鮮やかな視界を実現します。

2017

ニコン創立100周年記念

レンズの力で人類のより良い未来に貢献することを目指し、その過程で革新的な技術と製品を生み出してきた 株式会社ニコンは、創立100周年を迎えました。

2019

センチュリーAI・シリーズ

究極の視覚体験を実現するために、すべてのレンズが一人ひとりのニーズ、好み、視覚習慣に合わせて設計される、革新的な技術です。