ニコンレンズ ユーザーレポート【限定商品】老眼対策レンズ「センチュリーAI 2.0」

山本高樹様 ジオラマ作家(58歳)

ジオラマ作家として活躍されている山本高樹さんの登場です。NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」のオープニングタイトルバックで使用されたジオラマや昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に集い切磋琢磨した伝説のアパート「トキワ荘」のジオラマ制作など数多くの代表作があり、昭和の街並みとそこに住む人々をテーマにした作品を作り続けていらっしゃいます。今回は山本さんの工房にお伺いし、プロのジオラマ作家が必要とするメガネと視界について語っていただきました。

『視界がまるで4Kになったよう。
手元が見やすく、仕事が捗るメガネです。』

山本さんのレンズと度数
センチュリーAI 2.0
屈折率:174  累進帯長:22㎜
加入率:38% コーティング:
シーコートネクストルビー
R)S-7.97 C-0.80 AX89 ADD 2.21 
L)S-6.77 C-0.80 AX65 ADD 2.21

Q:お仕事の内容や実際の作業についてお聞かせください。

山本さん:
昭和をモチーフに昔の風景をジオラマとして作ることを仕事としています。テレビの撮影用の模型や博物館の展示模型も作っています。
建物を作るときは、まず建具から始めます。窓や入口の扉をそれぞれ作って、それらを並べて、壁面を作っていきます。
建具の材料にはヒノキの角材を使います。建物は25分の1のスケールです。伝統的な瓦屋根は原型を作って、それを型取りして、そこに樹脂を流し入れて基本の瓦のパネルを作ります。そしてそれを模型の屋根に張り込んでいくという流れで作業をしています。

ヒノキ材を使って細やかにひとつひとつ作られる扉(50-60㎝)

リアルな瓦屋根もすべて手作り

Q:とても細かな手元の作業が多いですね。たくさんの人形はどのように作るのですか?

山本さん:
強い近視なので、人形類の作業になるとメガネを外して裸眼で作業します。近いときは、だいたい10㎝くらいです。針金を芯に粘土を盛り上げて人形を作り、それをオーブンで乾かします。1つを乾かしながら別の人形の細工をします。乾かしている間にまた別の人形を作っていきます。人形の塗装には、極細の面相筆を使っています。神経を使うところは特に表情ですね。目鼻を塗るときが一番集中力を必要とします。

最も集中力を必要とする人形に瞳を入れる作業(10㎝くらい)

表情豊かで個性のある人形たち

Q:今までのメガネの見え方で困っていたことは?具体的なお仕事のシーンでお聞かせください。

山本さん :
例えば建具などを作るときには、今までのメガネで調子がよかったのですが、5~6年も使っていると段々老眼が進んできて、作業で必要な距離が見にくくなってきました。よく見えないので、しょうがなくメガネを外すわけですが、机の上にある対象物に目を寄せて、背中を丸めるような作業姿勢になってしまいます。そこで、自分で作業台を作って対象物を上げてやって作業をするという工夫をしていましたが、メガネが自分の見たい距離に合わなくなってきたのが悩みでした。

対象物に目を寄せて、無理な姿勢で作業をしていたときの様子

手製の作業台を作ったが不便を感じていた

Q:センチュリーAI2.0で新しく作ったメガネの見え心地はいかがですか?

山本さん :
新しく作った仕事用メガネで手元の作業がやりやすくなりました。対象物に顔を近づけなくても、自然に見ることができるので快適に作業が進みます。また、このメガネのいいところは、さらに近い距離で作業をする場合に以前はメガネを1回1回外していたところ、今回のメガネは人形を作る時はパッとレンズを跳ね上げられて、手についた粘土がフレームにつかないので便利。いつでも裸眼の状態になることができるのでとても合理的で作業が捗ります。また、鼻パッドを大きくしてもらったので安定しています。視界もシャープになって凄いですね!ジオラマの隅々までピントが合います。
この仕事用のメガネとは別に通勤用に遠近両用メガネも新しく作りました。自転車に乗るときや遠くを見る時は前のメガネでも良かったのですが、老眼が進んで近場が見にくくなっていました。
新調したメガネでは、近くにピントが合いやすく、日常生活でパソコン等も楽に見ることができるようになりました。自転車で職場から自宅に帰ってiPadを使う時、この遠近両用メガネで充分手元が見えて快適です。

仕事用に便利な、跳ね上げ式メガネ

Q:ニコンメガネでメガネをお作りいただいたプロセスはいかがでしたか?

山本さん :
今回初めて、南青山に移転し新しくなったニコンメガネに行きました。
前にも増して緻密な検査で、見たこともないような機械が並んでいて、じっくりやってもらえたのでピッタリなメガネができるのだろうなと期待していましたら本当にバッチリでした。視界がまるで4Kになったような感じです。人形を作る作業(10㎝くらい)やテーブルでの作業(50-60㎝)が多いので、その距離に合わせてオーダーメイドで作ってもらった新しいメガネは、机の範囲はどこも非常にシャープに見えて快適な使い心地です。

通常の25倍もの高精度で度数測定

テストレンズで見え心地体験

最新機器でレンズ位置を測定

※個人の感想です。

山本さん、貴重なお話をありがとうございました。

センチュリーAI 2.0は、完全オーダーメイドの老眼対策レンズ <山本さんのレンズができるまで>