ニコンレンズ ユーザーレポート【限定商品】老眼対策レンズ「センチュリーAI 2.0」

フラワーデザイナー&フォトグラファー
今道しげみ様(59歳)

サロンスタイルのフォトスクール『LIVING PHOTO(リビングフォト)』を主宰し、フラワーデザイナー、フォトグラファーとして活躍されている今道しげみさんの登場です。
暮らしの中のシーンを美しく切り取るLIVING PHOTOというスタイルを独学で考案し、撮影技術だけではなく、花やフードのフォトジェニックなスタイリングも学ぶことができる講座を開催されています。より美しく、自分らしく表現したいと願う女性たちに分かりやすく楽しいレッスンの受講者は5,000人を超え、絶大な支持を得ています。ニコンをはじめ一眼レフやミラーレス一眼カメラを愛用する生徒さんが集まる花と写真教室が開催されている久我山のサロンにお伺いし、「センチュリーAI 2.0」の見え心地について語っていただきました。

『撮影に集中できるようになり、仕事の効率も上がりました。
魔法のように、よく見えます。』

今道さんのレンズと度数
センチュリーAI 2.0
屈折率:160  累進帯長:12㎜
加入率:49% コーティング:
シーコートネクスト ダイヤモンド
R)S+0.77 C-0.90 AX99 ADD 2.00
L)S+0.72 C-0.60 AX88 ADD 2.00

Q:フラワーデザイナーであり、フォトグラファーでもある今道さんのお仕事の内容や始めたきっかけについてお聞かせください。

今道さん:2005年からLIVING PHOTO(リビングフォト)という名前でフォトグラファーをしています。フラワーデザイナーは1990年から始めましたので、非常に長い間、お花の仕事に携わっています。花は枯れてしまうので、その美しい姿を美しいまま留めたいと思ったことをきっかけに写真を始めました。最初は本当に独学で、撮った写真をプリントして生徒さんにお配りすることを目的に10年以上やっていました。もともとは大学を卒業してから全日空の客室乗務員として勤めていましたが、結婚と同時に主人の赴任先のロンドンへ行き、その後は香港でも暮らしました。ロンドン滞在中に長男が生まれ、何かひとつでもずっと続けられる仕事をしたい、ロンドンでしか学べないものは何かを考えました。当時、日本では花といえば生け花しかなかったのですが、フラワーアレンジメントというものが知られるようになっていたので、ロンドンで勉強して日本に帰ってきました。2005年に日本に帰国した頃にちょうどデジタル一眼レフが発表され、私達でも買えるような値段で、そこそこのクオリティでしたので、これだったら写真学校に行かなくても、お稽古スタイルで機械が苦手な人達にも写真を学んでいただけるのでは?と思い、LIVING PHOTOという教室をスタートしました。複合的に花と何かを組み合わせると、さらに学んでいただく場として充実して楽しんでもらえるという発想から、花と写真の両方を教える教室を開くようになりました。

Q:今日のレッスンでは、生徒さんがご自身でブーケを束ね、写真を撮るというスタイルで皆さんとても楽しく学んでいらっしゃいますね。お持ちのカメラも本格的でスキルの高さが伺えます。

今道さん:写真で私が大事にしていることは、美しい瞬間を、美しさを極めて撮って、それを人に見ていただくことです。それによって感謝を伝えたいと思っています。生徒さんには、まず自分らしさを表現できるようにカメラの使い方を半年から1年かけて学んでもらっています。その中で、スタイリングの方法や構図の決め方、カメラの設定の仕方を細かく全部教えます。今日は「ブーケ・ド・フォト」という、花をアレンジして写真を撮るクラスで、カメラのレッスンをすべて終えた人にできるだけ長く楽しんでもらえるように、花と写真の両方をエンドレスで学んでもらえるようなプログラムにしています。
生徒さんの1~2割は、お花の先生などプロフェッショナルとして活躍している方々が集まってくださっています。あるいは初心者の方でもフラワーアレンジメントをしてみたい、写真も学びたいという方々も多く集まっているクラスです。多くのフラワーデザイナーがブーケを作るように、以前は私も季節の花を色の組合せでデザインしていくだけでやってきましたが、皆さんがスタイリングを学びたいと非常に強く言ってくださるので、ここ数年はプラスアルファで花をいかに綺麗に見せるかというステージを用意することを心がけています。

物語をスタイリングとお花から感じてもらうレッスンの様子

菊、ダリア、バラ、フランネルフラワーなどでブーケをアレンジ

Q:今までのメガネの見え方で困っていたことは?具体的なお仕事のシーンでお聞かせください。

今道さん:子供の頃から視力がよくて、視力は1.2から1.5くらいを行き来している感じで、目はすごくよかったのでこういう仕事を選んだということもあったと思います。すべてのものがクリアに見えるというところから写真の世界に進んだこともあり、最初はマニュアルフォーカスといって自分でピントを合わせながら写真を撮る方法でずっとやってきたくらい目には自信がありました。フォトグラファーになったのが40歳を超えてからだったのですが、50歳を超えた頃から老眼と言われる症状で近くが見づらくなりました。いわゆる既成の安い老眼鏡をたくさん色々なところに置いて使っていたことが長い期間ありました。仕事をしている中で、私が写真教室を始めた頃、カメラはファインダーを覗くスタイルでした。ファインダーを覗くときには意外と老眼でも大丈夫だったのですが、ミラーレス一眼になってからはモニターを見ることが非常に大事になってきました。
ファインダーを覗いたら見えるのに、手元が見えないといった問題が発生し、撮るときは裸眼でも良いのですが、手元のモニターを確認するときにはメガネが必要なため、絶対に老眼鏡が欠かせない状況になりました。そのため、撮るときにはメガネを外す、確認するときには着けるといった、かけ外しがとても煩わしい期間が長かったです。

Q:センチュリーAI 2.0で新しく作ったメガネの見え心地はいかがですか?

今道さん:今回作っていただいたメガネは、見たい距離に合わせてオーダーメイドで作るというレンズで、パソコン作業のシチュエーションを店内で再現して、その距離を測ってもらいました。普段はデスクトップパソコンを使い、レッスン用の資料を作成したり、インスタグラムに写真やメッセージを載せる作業をしています。室内でメガネのかけ外しがいらず、家で仕事をするときには欠かせないものになっています。カメラのモニターが見えて、ファインダーを覗いても見えるようになったので、メガネをかけたまま快適に撮影ができています。撮影のスタイリングも自分でやっていますので、2~3m先の距離も見えて、手元も見えるという目的に合わせたメガネを作っていただいたことによって、撮影にすごく集中できるようになり、仕事の効率も上がりました。

カメラのモニターを見る時の距離(35~40㎝くらい)

デスクトップパソコンの距離(55㎝くらい)

Q:ニコンメガネでメガネをお作りいただいたプロセスはいかがでしたか?

今道さん:ニコンメガネでカウンセリングをしていただいた時に、メガネは目的別に作ることが大事だということを強く感じました。今回作っていただいた室内メインのメガネがとても快適だったので、後日もう1本別に外出用のメガネも作りました。手元が見えて、遠くは乱視をきちんと矯正したメガネで、まるで魔法のように手元と遠くがよく見えます。老眼が治ったかと錯覚を起こさせてくれるメガネで、とても気に入っています。室内で仕事をするためには、先ほどのメガネでよかったのですが、ふと思い出したら、老眼で見にくくなったことで諦めていたことがありました。実は、ドローンを飛ばすというのをやってみたかったのですが、どんどん老眼がひどくなって、手元を見えるようにするために老眼鏡をかけると遠くが見えなくなってしまう。そういったメガネしか使ったことがなかったので、かけ外しが必要ならドローンの操作はできないと思っていました。ニコンメガネのカウンセリングで「ドローンが飛ばせるようなメガネは作れますか?」とお聞きしたら、「できますよ」と言っていただいたので、諦めていた夢をまた見ることができています。
実際に使ってみるまでは、できそうかどうか少し不安だったのですが、メガネに慣れてきて、これなら大丈夫!と実感できたのでドローンのライセンス講座に申し込みをしました。
諦めていた夢がこのメガネで叶うのは本当に嬉しいことで、とても楽しみにしています。

実際に見たい距離をシミュレートして作る私だけのメガネレンズ

快適な見え心地を長く維持するためのプロのフィッティング

※個人の感想です。

今道さん、貴重なお話をありがとうございました。

取材当日のレッスンのテーマはハロウィン。バラ、オリエンタルエクレール、グリーンライム、スプレーマム、オリーブライム、アルベラ、利休草、フランネルフラワー、馬酔木アセビ、白ダリア、アルストロメリアといった季節の花をふんだんに使いブーケを束ねて、写真を撮影。白やグリーンといった爽やかなでナチュラルな色合いが自然光と相まった、今道しげみさん撮影の美しい写真をご覧ください。